2023.11.07 3ヶ月半年後〜

信頼できる教育システムで正しい医療知識を学び、現場でアウトプットできる仕組みづくりを

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課題
  • 動画での学習が進まない
  • 学習習慣の定着
  • 知識水準の標準化
解決策
  • 短時間で視聴できる動画学習
  • 隙間時間を活用した学習サイクル
  • 信頼できる情報源からの知識習得
効果
  • 職員から理解しやすいと声が上がる
  • 学習の仕組み化
  • 研修に係る業務の効率化

導入に至るまで

ーDスタの前にもeラーニングを導入されていましたが、その理由は何ですか?

採用面接をしていると、特に若い求職者からは教育システムに関する質問が多くあがります。それだけ介護職員の教育機会への関心度が高いということは、ただ研修をやっているだけでは足りず、他の事業所と比べたときにもっと質の高い教育を提供できることが差別化となり、採用が進むのではないかと考えていました。コロナの影響もあり、eラーニングでの研修は有効だと思いました。

ーその時の効果はいかがでしたか?

45分から90分ほどの動画研修が見られるeラーニングだったのですが、それだとある程度長い時間を取らなければいけない点で、なかなか進捗が進まないという悩みが職員や管理者から上がっていました。
職員がどれくらいeラーニングを見ているかも自己申告での確認だったため、教育システムの導入を決める側からすると、ちゃんと活用できているのか確認できない点が怖いなと思っていました。

ー法人全体では教育面に関してどのような課題を感じていましたか?

1番大きな課題は、学習習慣のない職員に、それをどう持ってもらえるかでした。もともと勉強する人はどんな環境でも自発的にしますが、そうではない人に対して、仕事とのバランスを保ちながらどう学習習慣を持ってもらうかを考えています。以前は職員が自ら学んで講師役になり、研修を実施して職員全体に学習機会を持たせてくれることもありましたが、やってくれる職員がいなくなると継続は難しくなります。
また、新卒職員が学校で学んだ知識と、先輩職員が過去の経験から学んだ知識とで齟齬が生まれることもあり、その解決には第3者的な、外部の共通の教材が解決策になるのではないかと思っていました。
職員全体が納得できる、質の高い研修を継続的に受けてもらうには、やはり外部の研修システムを取り入れることが大切だと思い、導入を決めました。

ーDスタを初めて聞いた時の感想を教えてください

いろいろな動画を見ていく中で、外部のものは専門的な言葉を使い内容も難しいと感じるものも多く、職員全員が理解できるかな?と疑問でした。その点ドクターメイトは、夜間オンコール代行™️を利用して、介護現場で必要な医療処置についてわかりやすく説明できる会社だと感じていました。
そんな会社が作る医療教育のコンテンツであれば、介護職員にとってわかりやすいものを提供してくれるだろうと思いました。
加えて、動画が5分と短いことに加えて、倍速で視聴できることも便利だと思います。

ー導入するにあたって不安なことはありましたか?

Dスタに限らず、新しいシステムやツールを入れるのに不安はあります。しかし、丁寧に導入説明会を開催してくれたこともあり、職員にもいいサービスだと伝わったようで不安は解消することができました。熱心に早く入れようと言ってくれる職員も10名くらいいました。

ーDスタの導入によって1番期待していた部分はどんなことでしょうか?

1番は職員に学習の習慣を身に着けてもらうことです。知識を増やし、現場で実践することでその効果を体験してほしいと思います。その点Dスタは学習習慣がない職員も取り組みやすく、学びの機会を増やしやすいと思いました。

ー医療教育についてはもともと重要だと感じていたのでしょうか?

当施設は特別養護老人ホームですので、ご利用者様の方は要介護度4から5の方が多い。そうすると医療面のサポートが不可欠です。
ご利用者様の方が体調を崩して入院しなくて済むように、どのようなケアをすれば健やかな日々が送れるかを考えるには、介護職員にも医療知識がないと難しいです。職員全員が普段から医療に関する知識をつけておくことは、特養を経営する上で必須だと考えています。

ー導入前にはどのような準備をされましたか?

職員の中では私がある意味1番介護も医療も素人なので、私が理解できれば他の職員は大丈夫だろうということで、時間が許す限り、自分でDスタの動画コンテンツを見てみました。
あとは、ベテラン職員にも見てもらって感想を聞きました。すると「内容がわかりやすいし、忘れていた知識もあって勉強になった」と言ってもらいました。ほかにも使用感や見やすさもしっかり確認しました。

ー準備は大変でしたか?

導入は円滑で、早く切り替えたいという意見が多かったです。
逆に苦労したのは予算化の部分です。2022年は光熱費が1,000万くらいあがったことも影響して、理事会で承認してもらうのには苦労しました。
ただ、職員のためにも何とかしたいという気持ちでした。
具体的な解決策として、人材開発支援の補助金が使えそうだった点と、医療面の対応がよくなれば空床数の減少が見込めるという点で、予算を通しました。

導入後の変化

ー導入後、職員の皆さんの反応はいかがでしたか?

非常にわかりやすいという声があがりました。
医療対応には不慣れな職員でも、とても理解しやすいという感想でした。1本が5分から10分ほどで、倍速で見ればもっと短くできるので、隙間時間を上手く使いたい社会人の学習スタイルにはぴったりです。
当初はDスタ用の時間を確保することを想定していましたが、現場のオペレーションを踏まえて隙間時間に見てもらうようにしています。

ーDスタの導入から、どんな効果を感じていますか?

1番大きいのは、新卒と中途で知識内容のギャップが調整されていることです。全員共通の教材があるから、何か疑問が出てもDスタを見て確認できるので、全員が同じ認識を持てます。法定研修も毎年実施するのが大変だったようですが、Dスタを見るだけで良いので現場も非常に助かっています。
内容で特によかったのが、接遇に関する部分です。これまでの接遇研修だと、内容がエモーショナルで抽象的に感じられていた部分が、Dスタはロジカルに説明してくれるので、「やっと理解できた」という職員もいました。すべて論理的に解説してくれるという部分が最高です。

ー社内で研修に割いていた時間の分、効率化されたところもあるのでしょうか?

はい。
入職直後の方には職員が対面で時間をかけて詰め込んでいた内容はDスタが活用できたり、逆にしっかり理解してほしい部分に時間をかけるということができるようになりました。

ー時間をかけて教えたい部分とは理念のような?

理念もありますね。たとえば「介護は理系」だという部分を理解してほしいと思っています。介護現場でケアの効果について説明するとき「ご利用者様が笑顔になったからよし」と言うことがあると思うのですが、笑顔とはどういう状態なのか曖昧です。定義や条件がありません。
あとは、リハビリテーションとアクティビティの違いをご家族に質問されたとき、明確に答えられるのかどうかなども同様です。医学部、看護学部、すべて理系なのに、介護だけ理系でないということはありません。共通言語を持つことで、介護と看護は円滑なコミュニケーションができるようになると思います。

ー職員全員にDスタを活用してもらうために、何か工夫されていることはありますか?

まずはやっぱり、遅れている職員には声がけをして、学習が進んだらそれを認めるということをしています。ただ、それだけだと弱いと思うので、キャリアパスに盛り込む予定です。職員が自ら学ぶことはご利用者様の生活にとってもプラスだと思うので、学習進捗によって給与にも反映させていきたいと考えています。
全員の学習進捗を見れるようにして、進んでいる人、やっていない人がわかるようにすべきかどうかを今は検討しています。組織風土としてみんなが学習習慣を持っている環境に変えていくための工夫を考えています。

ー最後にDスタの導入を検討されている施設様にコメントをいただきたいです

デイサービスの話ですが、日中ご利用者様を過ごさせるだけのところと、きちんとリハビリテーションを行って効果を出すところがあります。コロナが落ち着いてから、後者はご利用者様がちゃんと戻ってきてくれたそうですが、前者はほとんど戻ってきていないそうです。
あのデイに行こうが行かまいが、何も変わらないという事をコロナで長期間お休みされていた際にご家族が気づかれたのではないかとも言われています。特別養護老人ホームも、生き残るためにはきっと同じように効果が求められるようになると思います。
特別養護老人ホームに求められる効果が何かと考えると、利用してからご家族関係がこれまでより良くなったかどうかが指標になるかと考えています。預けた結果、ご家族の顔がわからなくなってしまうのでは、必要とされる特別養護老人ホームになることはできないのではないでしょうか。
そうした指標を追うためには、職員が正しい知識を学び、現場でアウトプットすることが大切ですが、事業所がそのための仕組みを持っていなければなりません。すぐにできることではないと思うので、今から初めていくことが重要だと思います。
最近は介護業界でも様々な情報が溢れているからこそ、信頼できるところから情報を得て、学習することが非常に大切です。ケアにしても学習にしても、できるだけ属人的なものにしない方がいいと思います。
その点でもDスタのような教育システムの導入は有効だと思います。

ーありがとうございました。

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