2023.05.31 3ヶ月半年後〜

体系的な医療教育で職員のモチベーションアップを狙うために導入

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課題
  • 医療教育を学ぶ場の提供
  • 管理者の業務圧迫
解決策
  • 体系的な医療教育の提供
効果
  • 職員間コミュニケーションの増加
  • 管理者への問い合わせの軽減
  • 諦めないケアを提供する工夫の実行

導入に至るまで

ー導入前の状況を教えてください

職員教育を年間で3,4回集合で実施していました。勉強会を行ったとしても、本当に身についているかどうかは判断ができませんでした。また、医療的な知識も身につける必要があるのですが、体系的な教育はできておらず、月に4回程度往診の先生がきていただく際に、質問をするといった形での知識習得になっていました。質問や実際の往診に立ち会う職員も限られており、職員全体が医療知識を習得できる環境ではありませんでした。看護師が常駐していないこともあり、医療的な判断が必要な際には全て私が対応していたため、管理者としての仕事に集中し切ることもできていませんでした。

ーDスタを初めて聞いた時の感想を教えてください

集合せずに個別でYOUTUBE等の動画を見て勉強するのも良いと考えているところでもあったため、お話を聞いてみることにしました。

Dスタは短時間の動画で体系的に医療知識が学べ、テストで習得状況を確認できるのはとても良いと思いました。正直なところ、30分や1時間の研修となると頭に入りきらないので、5分ほどで動画を見ることができ、テストで復習できるのはありがたいなと思いました。

ー導入するに際して期待していたことを教えてください

未経験者でもわかりやすく、見やすい動画を通して、職員全体の知識習得につながることを期待していました。そもそも、往診時に医療を含めた知識が全くなければ質問することすらできません。だからこそ、これがきっかけとなって知識を習得して、少しでも自信を持つことができる。自信を持った状態で往診に立ち会ってさらに自信をつけていく。自信が持てると「自分たちでやりたい」とモチベーションが上がる。私自身も自信を持ち、自分でやっていこうとして仕事が楽しくなってきたので、それを経験してもらえるのではと、期待していました。

あとは、職員の方々がある程度判断できるようになり、自分の手をあけて、より経営的なことに時間を使えることにも期待はしていました。Dスタは体系的に動画を見る順番も決めてくれているので、管理者としてカリキュラムを考える手間も省けます。教育計画や未経験者への網羅的な教育を実施する時間の削減になることにも期待していました。

ー導入するにあたって不安なことはありましたか?

職員が拒否をして、続かないのではないかという不安はありました。また、デジタル機器に慣れていない職員も多くいたので、使いこなせるか、使い続けることができる操作感かどうかも不安はありました。ただ、動画の品質などはあまり不安を感じていませんでした。

導入後の変化

ー導入に向けて準備していたことを教えてください

特に準備したことはありません。導入に際して、多少の摩擦はありました。「なぜやらなければいけないのか?」という理解が出来ない職員もいましたが、「内容を覚えてる人と覚えていない人の見極めをして、それを評価かに繋げたい」と職員の評価(人事考課)に反映させていきたいことを伝えました。あとは、操作方法に詳しい職員には使い方を説明する役割をお願いしていました。

ー導入直後の職員の皆様の反応を教えてください

短時間での動画が新鮮だったこともあり、気軽に見てくれています。操作性も難しくないようで、デジタル機器に慣れていない職員も使うことができているようでした。導入してから2~3週間で操作感に問題なさそうと感じていました。

ー定着させるためにどのような工夫をしているのでしょうか?

タブレットで動画を見るように促していることと、学習の進捗管理ができるため、学習が進んでいる人の進捗度合いを伝えています。進捗を伝えることで、「自分もやらないといけない」と思っていただくことが狙いです。

自宅で見るように伝えても定着しないと思うので、勤務時間に見る工夫も行っています。はじめは、勤務時間の空き時間に見るように伝えていました。夜勤帯は、寝静まると時間が空くのでそのタイミングで見てくれていますが、日勤帯はついつい動画視聴を先延ばしにするなどで視聴ができていませんでした。だからこそ、何時から何時までは動画を見る時間とルーティン化するようにしています。普段の業務で忙しい中ではありますが、きちんと教育の時間を取ることで、知識がつく。知識がつくからこそ、自分たちの判断で動ける範囲が増える。結果として、管理者の時間が浮くので、管理者としての仕事ができることになります。だからこそ、無理をしないように勤務時間内に見てもらうような工夫をしています。

ー導入されてまもないですが、行動の変化などはありますか?

ちょっと不安だったケアが動画の知識を得ることで、職員同士がそのことについて話をするなど、職員同士のコミュニケーションに繋がっています。

加えて、以前からは往診先に現場から連絡することもできたのですが、自信がなかったため、全て私に連絡が入っていました。しかし、職員の知識が増えてきたことや習得した知識を使っていきたいということもあり、徐々に私への相談連絡は減りました。報告がある際もバイタルやSpO2など、ある程度測定できるものは計ってから相談したり、その日だけではなく数日前からの状況を報告することができるようになってきました。さらに、直接往診先に連絡することができるようになってきました。また、受診も以前は私が全て付き添っていましたが、今は職員もいく機会が増えてきました。このまま、私への連絡が最小限になっていければと思います。

当施設は「諦めないケア」を掲げています。そのために様々な工夫を各職員は行ってくれています。その一環として、「野菜を一緒に作る」などがありますが、一時期はストップしてしまっていました。Dスタの動画を見たことがきっかけとなり、野菜作りを再開していこういう動きも出てきました。

ー最後にDスタの導入を検討されている施設様にコメントをいただきたいです

デジタル機器に不安を覚えている方でもスマホで操作できるので、安心です。

当施設では、このまま全職員が知識を持ち、自信を持ち、チャレンジする前は相談してもらいながら、ご利用者様のケアがより良くなるチャレンジが増えてくることを期待しています。そして自分の提案したことでご利用者様により良いケアを提供できる成功体験を通して、仕事がより楽しくなっていってくれると嬉しく思います。自分自身はできることが広がっていくことで仕事がどんどん楽しくなっていったので、それと同じ経験を職員の方々にして欲しいと思っています。ご利用者様にとって、より良いケアを提案できる職員がいることは、ご家族にとってもメリットになるはずです。

ーありがとうございました。

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